【iOS14対応】ファミリー共有の使い方、メリット・デメリットなど

Apple関連

いまや、家族みんながそれぞれ専用のiPhoneやiPadを持っている家庭も多いと思います。

iPhoneやiPadには、App Storeで購入したアプリを家族全員でシェアしたり、お互いの位置情報を共有したり、子供のiPhoneなどの使用時間を管理できる「ファミリー共有」という機能があります。

この記事では、

  • 「ファミリー共有とはなにか」
  • 「メリットとデメリット」
  • 「設定方法」
  • 「アプリなど購入したコンテンツの共有方法」

を説明します。

ファミリー共有とは

ファミリー共有とは、Apple Musicなどサブスクリプションや、App Storeで購入したアプリなどのコンテンツ、iCloud ストレージなどを自分と最大5人までの家族で共有できる機能です。

探す機能を使って家族のデバイスを探すことも可能です。

また、13歳未満※では作成できないApple IDを保護者が作成することができるので、例えば子供用に作成したアカウントでiPadなど使うことができるようになります。
※日本では13歳未満ですが、国によって異なる場合があります。

さらに、子供のiPhoneなどの使用時間を制限したり、アプリの購入を承認制にしたりすることもできます。

ファミリー共有のメリットとデメリット

気になるメリットとデメリットは表にまとめました。

メリット デメリット
以下の①②③を家族6人まで共有可能
①App Storeで購入したアプリなどのコンテンツ
②Apple Musicなどのサブスクリプション
③iCloudストレージ
購入したアプリなどが家族にバレる
探す機能を使って家族の居場所、デバイスを探すことができる 探す機能で居場所が家族にバレる
(親)スクリーンタイムを使って、子供のiPhone等の使用を管理できる (子)スクリーンタイムでiPhone等の使用を親に管理される

こんな感じでしょうか笑
基本的にはメリットしかないのですが、誰かのメリットが他の誰かのデメリットになると言えます。
メリットとデメリットを考慮して、例えば、まずは親1人+子供といった設定で始めてみるのもいいかもしれません。

【2021/07/03追記】
デメリットとして書いた「購入したアプリなどが家族にバレる」に関して、アプリを隠す(非表示にする)方法はこちらの記事で紹介しています。

ファミリー共有の設定方法

それでは設定方法を説明します。
登録したい13歳以上の子供や家族のAppleIDを設定の前に作成しておきましょう。
(13歳未満の子供はファミリー設定の途中でAppleIDを作成できます。)

①ファミリー共有グループの作成

保護者が管理者となって自分のiPhoneなどから設定します。
設定 ➤ ユーザー名ファミリー共有を選択します。
 

ファミリーを設定をタップ

②作成したグループに家族メンバーを追加

13歳未満の子供のAppleIDはここで作成できます。
お子様用アカウントを作成をタップして作成します。

すでに作成している場合は、ファミリー共有への登録を依頼します。登録を依頼をタップ

やり方は主に2種類あります。

家族が近くにいない場合はAirDropメッセージメールで登録を依頼します。

メッセージ等で登録依頼を送ります。
案内を受けた家族は、届いたメッセージから登録するか、設定アプリから登録します。
設定 ➤ ユーザ名登録案内の順で案内を確認できます。

近くにいる場合は、直接会って登録を依頼をタップ

事前に作成している家族のAppleIDを入力して登録します。

【注意点】
一度に登録できるのファミリー共有グループは1つだけ切り替えは1年に1回だけなので注意が必要です。
また、ファミリー共有やスクリーンタイムはデバイス間でうまく動作しない場合があるので、各デバイスを最新のiOSやiPadOSにアップデートしてから設定してください。

購入したコンテンツを共有

ファミリー共有のメンバー登録後にApp Storeで購入したアプリなどのコンテンツを共有する方法を紹介します。

①設定

設定 ➤ ユーザ名ファミリー共有購入アイテムの共有をタップして、

購入済みアイテムをファミリーと共有をオンにします。

②購入済みのアプリをダウンロード

共有設定ができたら、次は自分以外の家族が購入したアプリのダウンロードです。

App Storeを起動して、右上のプロフィールアイコンをタップします。

購入済みをタップ

「ファミリー購入」から購入した家族の名前をタップして、ダウンロードしたいアプリの横のダウンロードアイコンをタップすればダウンロードできます。

位置情報の共有

家族の居場所や家族のデバイスを探すことができる「位置情報の共有設定」も紹介します。

設定 ➤ ユーザ名ファミリー共有位置情報の共有をタップ

位置情報を共有をオンにします。

まとめ

ファミリー共有についてまとめました。
いかがでしたでしょうか?

少しわかりにくい設定もありますが、ファミリ設定は基本的にメリットの多い機能だと思います。
メリットとデメリットを把握して、便利な「ファミリー共有」を設定してみましょう。

最後にオススメの本を紹介します。

以上です。
参考になればうれしいです。

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