ホットウォレットとコールドウォレット

ホットウォレット

ホットウォレットとは、インターネット上のプログラムやプラットフォームにあって、インターネットに接続された状態で仮想通貨などのデジタル資産管理するタイプのウォレットです。

インターネット環境さえあれば、自分の秘密鍵で自由にウォレットにアクセスできて、さまざまなサービス、例えば送金や仮想通貨の購入ができる利便性の高い管理方法。

便利な反面、不正アクセスなどでハッキングによってデジタル資産が盗まれる危険性があります。二段階認証や生体認証、コールドウォレットでの管理などを併用してセキュリティを高めなければなりません。

2018年のコインチェック事件では、仮想通貨「NEM」580億円相当が流出しました。顧客の仮想通貨をインターネットに接続されたホットウォレットの状態で管理していたことが原因だと言われています。
その後、コインチェックは再発防止のためにコールドウォレットで管理して、安全性を高めているとのこと。

コールドウォレット

コールドウォレットとは、インターネット接続のないオフラインで物理的なハードウェアでウォレットを管理するもので、個人ユーザーには下記のようなUSBメモリのような製品として提供されています。



コールドウォレットは基本的にインターネット接続のないオフラインで動作し、取引を確認するときにパソコンなどを通じてインターネットにアクセスするだけなのでホットウォレットより安全です。

安全でセキュリティが高い反面、ホットウォレットのような利便性はありません。

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