前回の記事で『SafePal』の始め方として、アカウントの作成からウォレットの作成、暗号資産(仮想通貨)の入金までを書きました。とても便利なアプリなので、記事を読んでぜひ使ってみてください。
さて、
この便利なツールをさらに使いこなすために、今回はSTEPNで感じる不便を解消する使い方を紹介したいと思います。
その不便とは?
「アプリ内のウォレットでトレードトレード(Trade)とは、暗号資産(仮想通貨、トークン)を交換する取引のこと。例えばETHを売って、同じ価値のUSDCを買うといった取引を行うことです。プロトコルによってはスワップ(SWAP)やエクスチェンジ(Exchange)と表示される場合があります。が失敗する」
「トレードレートが適正なのかわからない」
「アプリのメンテナンス時にトレードができない」
というもの。
アプリ内トレードは『Orca』というDEXを使っています。『Orca』自体は実績のあるDEXなのでハッキング等のリスクは少ないのですが、タイミングによってはトレードレートが不利な場合があります。
またSTEPNアプリからトレード指示(トランザクショントランザクション(Transaction)とは仮想通貨の取引のことで、取引元から受け取った取引の識別値と、取引先のウォレットアドレスなどのデータに所有者の秘密鍵で電子署名したもの。)をOrcaに送るため、STEPNアプリユーザーの処理が混んでいる場合やアプリのメンテナンス時にトレードできません。
そこで、
このような不便を解消するため、『SafePal』のDApp機能を使ってDEXアグリゲーター情報収集するという意味の「aggregator」から、自動で最適なブリッジとDEXを選択してくれるプロトコルのこと。『1Sol』でトレードする方法を紹介します。
この記事を読めば、STEPNで日々獲得した$GSTを$USDCや$GMTにトレードするのがとてもスムーズになるので、最後まで読んでみてください。
- STEPNのウォレットを『SafePal』にインポートする方法
- DEXアグリゲーター『1Sol』でトレードする方法
【スマホでDeFi】SafePalでSTEPNのウォレットを使う方法
STEPNのウォレットを『SafePal』にインポートする方法
STEPNのウォレットを『SafePal』で使うには、まずウォレットのインポートが必要です。
準備
STEPNウォレットのニーモニックフレーズを用意します。
もし、
「メモしていない…」
という方がいたら以下の方法でニーモニックフレーズをきちんと紙などに書き留めて保存しておきましょう。
①STEPNアプリで
右上のマーク ➤ 右上のをタップ
②SETTINGS(設定)画面でBackup
③VIEW SEED PHRASE(シードフレーズを見る)
④PRESS AND HOLD REVEAL(タップした状態で表示されるのでメモします)
インポートする方法
準備ができたらインポートします。
手順は以下のとおり
①SafePalアプリの画面左上マークをタップ ➤ +(ウォレットの追加)をタップ
②ソフトウェアウォレット ➤ ウォレットをインポートするの下ニーモニックフレーズからインポートするをタップ
③パスワードを入力
➤ 準備したニーモニックフレーズを半角スペースで区切って入力し、ウォレット名をつけて
ウォレットをインポートするをタップ
ウォレットがインポートできたらトレードしてみましょう。
DEXアグリゲーター『1Sol』の使い方
『1Sol』は、数あるDEXからレートが有利なDEXを自動的に選んでくれるDEXアグリゲーターです。
今回はウォレット内にある$USDCを$GMTにトレードしてみます。
①SafePalアプリのウォレットを開いた状態で画面下中央のDAppをタップ ➤ 検索するかSolanaチェーンを選択して表示される『1Sol』をタップ ➤ 注意事項を読み確認するをタップ
②まずウォレットを接続しなければなりませんのでConnect Wallet ➤ SafePalを選択
Swapはまれに失敗することがあるので、失敗の様子も共有します。
失敗のケース
③Trade画面で
From:”USDC”を選択し、交換する数量を入力
To(estimated):”GMT”を選択します。
自動的に最も有利なレートで取引できるDEXを表示してくれます。今回はSerumでした。
内容を確認しSwap ➤ サインメッセージが出るので承認するためOK
失敗のエラーメッセージが出てますね。
価格変動が激しい時などはSwapに失敗することがありますが、失敗したと表示されてもなぜか成功している場合がまれにあるので注意が必要です。
必ず残高を確認するようにしましょう。
④失敗した場合は、残高を確認してSwapができていないことを確認して再度チャレンジしてみます。
成功したケース
From:”USDC”を選択し、交換する数量を入力
To(estimated):”GMT”を選択します。
③と同じように自動的に最も有利なレートで取引できるDEXを表示してくれます。今回はRaydiumでした。
DEXの混み具合などによってレートがリアルタイムで変わるため、毎回違うDEXが選ばれることは珍しくありません。
内容を確認してSwap ➤ サインメッセージを確認してOK
今回は成功ですね。
まとめ
今回はSafePalでSTEPNのウォレットを使う方法を紹介しました。
私自身STEPNアプリ内でTRADEせず、『SafePal』を使って$GSTから$GMTにSwapしたり、利確のために$SOLや$GSTを$USDCにSwapしたりしています。
またSTEPNアプリ内ではよく失敗するTradeも、『SafePal』を使えばスムーズにSwapできるのでとても重宝しています。
これが一番助かるのですが、アプリがメンテナンス中の場合でもトークンのSwapなどが可能なので、資金の移動やスニーカー購入の準備、利確などが可能です。
ぜひお試しください。
以上です。
参考になればうれしいです。