2022年2月に入り日本のNFT市場が少し盛り上がってきました。
3日間で日本発NFTの取引量が急増🔥
⚡全コレクション合計
21年は週平均で124ETH
⇒今週は上位10作だけで900ETH以上⚡RTFKT @benitopagotto 氏の紹介をきっかけに海外からの購入が火がついた作品多数
画像は @konipu_nft さんの24時間更新のランキング より✨
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— miin | NFT情報コレクター🔮 (@NftPinuts) February 16, 2022
海外のインフルエンサーの購入をきっかけに取引量が爆増してますね!
市場全体が盛り上がってくるとNFTの売上も増えてきます。
売上を日本円に換金する方法が知りたい方も多いのではないでしょうか。
このサイトでは、少し前にPolygonのETHを日本円に換金する方法として2つ紹介しました。

この【Polygonブリッジを使う方法】は、Polygonブリッジをわたる際にPolygon側だけでなく、イーサリアム側にもガス代が必要で、しかも事前に用意しないといけません。ガス代も数千円から1万数千円必要で、操作も難しいです。

2つ目の【海外取引所を経由する方法】は、ガス代が約半分程度に節約できるとはいえ数千円のガス代がかかり、海外取引所を開設する必要があり、ブリッジを使うためそこそこ仮想通貨の知識も必要でした。
どちらもイマイチだったというワケです。
そこで今回は、さらにガス代がかからず(ほぼゼロ)、しかも初心者にもやさしい方法を実際に資金を動かしつつ、わかりやすく紹介します。
- ガス代ほぼゼロのPolygonETHの換金方法
【ガス代ほぼゼロ!】Polygon上のETHを日本円に換金する方法
今回紹介する換金方法は、
- Polygon上でETHをJPYCに交換して、
- JPYCをVプリカギフトに交換する
方法です。
「JPYC」はJPYC株式会社という日本の企業が発行している日本円ステーブルコイン取引価格が安定するように設計された仮想通貨の一種で、法定通貨担保型と仮想通貨担保型、無担保型があります。法定通貨担保型は米ドルなどの法定通貨との交換比率を固定したもので、コイン発行元が同額の法定通貨を保有している前提で発行。ほかの仮想通貨と比べて変動リスクが少ないというメリットがあります。です。
「JPYCってなに?」という方はこちら↓

また「Vプリカ」はインターネット専用のVisaプリペイドカードで、インターネット上のVisa加盟店なら世界中どこでもクレジットカードと同じように利用できるものです。
このVプリカはPayPayの支払い方法に設定すれば実店舗でも使えます。
事前準備
すでにPolygonにETHを持っている人なら準備ができている前提ですが、最初に事前準備について確認しておきます。
- 準備1 MetaMaskにPolygonネットワークを追加する
- 準備2 MetaMaskにJPYCを追加する
準備1 MetaMaskにPolygonネットワークを追加する
今回の換金方法では、Polygonネットワークを使います。
MetaMaskでネットワークの追加を選び、下記内容を入力して保存
ネットワーク名 | Polygon mainnet |
新規RPC URL | https://polygon-rpc.com/ |
チェーンID | 137 |
通貨記号(任意) | MATIC |
ブロックエクスプローラーのURL(任意) | https://polygonscan.com/ |
詳しくはこちらの記事で↓

準備2 MetaMaskにJPYCを追加する
MetaMaskの初期設定では、JPYCを持っていても表示されないので「トークンの追加」が必要です。
JPYCの公式サイトにアクセスし画面下までスクロールします。
Maticコントラクトアドレス:
0x6ae7dfc73e0dde2aa99ac063dcf7e8a63265108c
Polygon上のETHを日本円に換金する方法
ここからが本番です。
今回のやり方は3ステップ
- ステップ1 PolygonETHをJPYCに交換する
- ステップ2 JPYCでVプリカギフトを申し込む
- ステップ3 Vプリカギフトを有効化する
順番にやっていきましょう。
ステップ1 PolygonETHをJPYCに交換する
- ステップ1 PolygonETHをJPYCに交換する
- ステップ2 JPYCでVプリカギフトを申し込む
- ステップ3 Vプリカギフトを有効化する
今回はQuickSwapを使って「USDC」を「JPYC」に交換します。
交換の際にガス代(手数料)としてMATICが必要になるので用意しておきましょう。
「MATICがない!」という方はこちらの記事を読んでガス代をかけずに用意してください。

QuickSwapはスマートコントラクトスマートコントラクトとは、ブロックチェーン上で、あらかじめ設定されたルールどおりに取引(トランザクション)などを実行するプログラムのこと。 例えば仮想通貨のスワップを行うスマートコントラクトでは、ユーザーがある通貨を送ると目的の通貨をユーザーに返す取引を自動実行します。により仮想通貨の交換等ができるDEX(分散型取引所)です。
①QuickSwapにアクセスし、MetaMaskを接続します。
②Swap画面でFromを「ETH」、
Toを「JPYC」にして、
まず「ETH」を扱う権限をQuickSwapに与える「Approve」をします。
「Approveってなに?」という方はこちら↓

③「Swap」ボタンが有効化されたら交換したい金額を入力してSwapします。
ApproveとSwapにかかったガス代は、0.01110394MATIC(約1.85円)でした。
これでJPYCが手に入りました。
ステップ2 JPYCでVプリカギフトを申し込む
- ステップ1 PolygonETHをJPYCに交換する
- ステップ2 JPYCでVプリカギフトを申し込む
- ステップ3 Vプリカギフトを有効化する
つぎは用意したJPYCと同額のVプリカギフトを申し込みます。
申し込める単位は1万円、5万円、10万円です。