「iOSがアップデートして機能が追加されるけど、いちいち使い方を覚えられない!」という方へ。
2020年9月17日のiOS14アップデートでは数々の機能が追加されていますが、この記事では、アップデートしてから半年使って厳選した便利な機能6選を紹介します。
賢く新機能に対応して、便利にiPhoneを使いこなしていきましょう。
半年使って厳選したiOS14の便利な機能6選
厳選した便利機能は以下の6つ。
- ウィジェット
- Appライブラリ
- ピクチャ・イン・ピクチャ機能
- プライバシー機能の強化
- 背面タップ
- 標準ブラウザ、メールアプリの変更
ウィジェット
ウィジェットとは、アプリを起動しなくてもお気に入りのAppの情報をタイムリーに一目で確認できるもので、アプリと同じようにホーム画面に自由に配置できます。
ここでは、ウィジェットを使ったホーム画面のカスタマイズとオススメのウィジェットを紹介します。
ウィジェットの追加方法
①ホーム画面で何もないところを長押しし、左上の+をタップするとウィジェットの選択画面になるので、
②表示させたいウィジェットを選択します。
③ウィジェットのサイズ、表示方法が出てくるので、好きなものを選択して画面下のウィジェットを追加をタップします。
④ホーム画面に戻るので、配置したい場所に動かしてから右上の完了をタップします。
便利な使い方
ウィジェットは重ねることができます。
これはスタック機能というもので、ウィジェットを上下スワイプすることで情報を切り替えることができます。スペースを節約できるので便利です。
オススメのウィジェット
①Yahoo!天気
今後の天気+雨雲レーダー、一日天気予報、雨雲レーダーの3種類から選べます。見やすくてオススメです。
設置イメージはそれぞれこんな感じです。天気予報を表示する地点はそれぞれ指定できます。
②Yahoo!乗換案内
これもYahoo!ですが、アプリでマイ時刻表に登録した駅のダイヤ情報を表示できます。これも必要な情報がひと目で見れるので便利です。
③FirstSeed Calendar:カレンダー&Todo
仕事のスケジュールをパッと確認したい方は、このカレンダーアプリがオススメです。
Googleカレンダーとも連携可能で、なんと14種類22パターンものウィジェットに対応しています。
Appライブラリ
Appライブラリは、ホーム画面のページの最後にある新しいスペースで、すべてのアプリをシンプルで操作しやすい一つのビューに自動的にまとめてくれます。
どんどんアプリをインストールしていくと整理が大変です。カオス状態になっている人も多いのではないでしょうか。
私自身もたくさんのアプリを入れて、フォルダで整理しようとしましたが整理しきれなくなり、ほとんどのアプリをホーム画面から取り除いて、よく使うアプリ以外はAppライブラリから起動しています。
ホーム画面からアプリを取り除くにはアプリアイコンを長押しして「Appを削除」を選択し、
「ホーム画面から取り除く」をタップ
インストールしたアプリをホーム画面に追加せずにAppライブラリのみに追加したい場合は、設定アプリ→ホーム画面→「新規ダウンロードAPP」を「Appライブラリのみ」に✓すればOK。
取り除いたアプリをホーム画面に戻したい場合は、Appライブラリでアプリを長押しして「ホーム画面に追加」をタップすればホーム画面に戻せます。
ピクチャ・イン・ピクチャ機能
別のアプリを使いながらビデオを観続けたり、FaceTime通話に出ることができます。
友だちとビデオ通話をしながら会う予定を決めたり、Amazonプライムビデオを観ながらメモを取ったりするのに最適です。
対応するアプリはNetflixやAmazonプライム、FaceTimeビデオなど。YouTubeはPremium会員のみ対応します。
①まず設定でピクチャ・イン・ピクチャを「オン」にします。
設定アプリ→一般→ピクチャ・イン・ピクチャから「ピクチャ・イン・ピクチャを自動的に開始」を「オン」にします。
②Amazonプライムビデオを例にやり方を紹介します。
動画再生中に画面下のバーの部分から上へスワイプすると小さくなったフロートウィンドウで動画が再生されます。
このウィンドウはピンチやダブルタップでサイズの変更が可能で、邪魔な場合は左右にスワイプすると隠すことができます。
再び出したいときは取っ手部分をタップするか、引き出すと出てきます。
プライバシー機能の強化
世界的なプライバシー保護の流れを受けて、iOS14ではプライバシー機能が強化されています。
盗聴や盗撮を防ぐため、Appがマイクやカメラを使用するときにiPhone画面上部に必ずインジケータが表示されるようになりました。またすべてのAppは、ユーザをトラッキング(追跡)する前にユーザの許可が必要となっています。
インジケータ
例えばSNSアプリがその場で撮った写真やビデオを共有する場合など、AppがiPhoneのカメラやマイクを使用するためにユーザの許可が必要となっています。
そして、Bluetooth接続、フィットネスセンサーなど、その他のハードウェア機能を使う場合も同様です。
さらに、マイクやカメラの使用がわかるように、マイク使用中はオレンジ色のインジケータ、カメラ使用中は緑色のインジケータが画面右上に表示されます。
ユーザをトラッキング(追跡)する場合の許可
すべてのAppは、ターゲティング広告や広告目的のためのユーザ行動の測定、データブローカーと個人情報を共有する目的でAppやWebサイトをまたいでユーザやiPhoneをトラッキング(追跡)する前に、必ずユーザの許可を求めなければなりません。
トラッキングを許可した場合は、Appが収集したユーザやデバイスに関する情報(ユーザIDやデバイスID、名前、メールアドレスなど)をその他のAppやWebサイトで収集したユーザやデバイス情報と組み合わせることが可能となり、その情報をターゲティング広告などで使用できるようになります。
このトラッキングを望まない場合は「Appからのトラッキング要求を許可」を「オフ」にして、Appからのトラッキング要求をブロックし、トラッキングを停止することができます。
設定アプリ→プライバシー→トラッキングで「Appからのトラッキング要求を許可」を「オフ」にすればOK。
背面タップ
iOS14ではiPhoneの背面をダブルタップまたはトリプルタップして、特定のアクションを実行できます。
設定アプリ→アクセシビリティ→タッチ→背面タップを開き、「ダブルタップ」、「トリプルタップ」それぞれに実行したいアクションを設定します。
この機能を使えば、「ホーム画面に戻る」、「画面をロックする」、「上または下にスクロールする」、「スクリーンショットを撮る」、「コントロールセンターを開く」、ショートカットAppで作成した「ショートカットを実行」する、などの様々なアクションが背面をタップすることにより実行できます。
オススメは「画面をロックする」です。
指の場所を変えずに画面ロックが可能になります。
標準ブラウザ、メールアプリの変更
リンクをクリックしたときに起動するWebブラウザをSafariからGoogleChromeに変更したり、メールアプリをGmailアプリに変更することができます。
設定アプリ→変更したいアプリ(ここではメールアプリをGmailにしたいのでGmail)→デフォルトのメールApp→指定したいアプリを設定すればOK。
Webブラウザを変更したい場合も同様です。
最後にオススメの本を紹介します。
以上です。
参考になればうれしいです。