【2021年版】iPhoneのストレージ容量を節約する3つの方法

Apple関連

iPhoneを長く使っていると、写真や動画、アプリなどがどんどん溜まってストレージ容量を圧迫していきます。
こんなメッセージが出て困ったことありませんか?

「iPhoneの容量は後から増やせない。」「どのデータを消したらいいのかわからない。」という方も多いのではないでしょうか。

そんな方に向けて、この記事ではiPhoneストレージ容量の節約方法を紹介します。

iPhoneのストレージ使用状況を確認する方法

まず、現状を把握しましょう。自分のiPhoneの容量がどのくらいで、どのくらい使用されているか確認します。
設定 ➤ 一般iPhoneストレージを開きます。

この画面で何がiPhoneのストレージ容量を占めているのかがわかります。

「iOSやシステムデータは多分削除できないんだろうな・・・」「Appと写真が結構多いんだな・・・」ということはわかるけど、これを見てどうすればいいのか?
以下、節約方法を紹介します。

iPhoneのストレージ容量を節約する3つの方法

この記事では3つの方法を紹介します。

  • iOSの機能を使った節約方法
  • クラウドストレージサービスを使った節約方法
  • Mac等のPCを使った節約方法

まずは、iOSに用意された機能から。

iOSの機能を使った節約方法

設定 ➤ 一般iPhoneストレージを開いて、おすすめの右にあるすべてを表示をタップ
 
それぞれ説明します。

iCloud写真


iPhoneの全ての写真とビデオをiCloudに自動的に移して、使用しているAppleデバイス間で共有できる機能です。

iPhoneにある写真データをiCloudストレージに移すので、当然ながらiCloudの容量を使います。iCloudストレージが無料プランの5GBの場合、すぐにいっぱいになってしまいます。

AppleのiCloudストレージを有料プランで使っている方は、iCloud写真を有効にするのも選択肢のひとつになりますが、おすすめはしません。あとで紹介する「Amazonフォト」のほうがコスパがいいです。

”最近削除した項目”アルバム


じつは写真アプリでは、写真や動画を削除しても「最近削除した項目」というフォルダに移動するだけでiPhoneの中に残っています。Mac等PCのゴミ箱と同じですね。

ここで削除をタップすると、最近削除した写真等を完全に消してくれます。基本的に不要なものなので真っ先に削除しましょう。

非使用のAppを取り除く


これはあまり使わないアプリの表示だけを残して実体を削除することで容量を節約する機能。

再度使うときはそのときにアプリ本体をダウンロードしないといけませんが、保存したデータはそのまま使えます。Wi-Fi環境があるのであれば基本「オン」にしておきましょう。

もし元に戻したければ、設定 ➤ App Storeをタップ

非使用のAppを取り除くを オフにすればOK。

自分のビデオを再検討


容量が大きい動画順に表示されるので、写真を削除するより効率的です。

その他

そのほか、
古いチャットを自動削除
大きい添付ファイルを再検討
などが表示される場合があります。
メッセージの添付でやりとりした容量の大きいファイルを確認しながら削除することができます。

その下には容量の大きいアプリが順番に表示されるので、使っていないアプリを削除して容量を節約しましょう。

クラウドストレージサービスを使った節約方法

次に、最もおすすめの方法として、クラウドストレージサービスを使った容量節約方法を紹介します。
クラウドストレージの代表的なサービスとして、Appleの「iCloudストレージ」やMicrosoftのOneDriveDropboxGoogleドライブAmazonフォトなどさまざまなサービスがあります。

【クラウドストレージサービス比較(2021/07/24時点)】

Apple iCloud OneDrive Dropbox Googleドライブ Amazonフォト
2GB 無料
5GB 無料 無料 無料※3
15GB 無料
50GB 130円/月
100GB 224円/月 250円/月
(2,500円/年)
250円/月
200GB 400円/月 380円/月
(3,800円/年)
400GB
1TB 1,284円/月
(12,984円/年)※2
1,300円/月
2TB 1,300円/月 1,500円/月
(14,400円/年)
1,300円/月
(13,000円/年)
ファミリー ※1 2,500円/月
(24,000円/年)
※4
補足 ※1:200GB以上のプランは6アカウントまで共有可能 ※2:1TBプランは、Officeアプリが使えるMicrosoft 365 Personalとセット ファミリープランは6アカウントまで共有可能 ※3:プライム会員(500円/月、4,900円/年)は無制限のフォトストレージとビデオ用の5GBストレージが使用可能
※4:5人まで共有可能

クラウドストレージサービスのメリットは次のとおり。

  • ハードディスクやSSDなどの機器を更新する必要がない
  • 故障時のデータ消失リスクや修理の手間がない
  • 基本的に月額か年額払いで、ハードディスクやSSDなどを買う初期コストがかからない
  • ハードウェアの知識が必要な設定等が不要
  • 家等で物理的スペースが不要

このクラウドストレージサービスを使ってiPhoneから写真や動画をクラウド上にアップロードしてから、本体の写真などのデータを古い順番に削除すれば容量の節約が可能です。

Amazonプライム会員(500円/月、4,900円/年)は無制限のフォトストレージとビデオ用の5GBストレージが使用可能です。

【Amazonプライムとは】
年間プラン4,900円(税込)または月間プラン500円(税込)で、迅速で便利な配送特典や、プライム会員特典に含まれるPrime Video、Prime Music、Amazon Photos、Prime Reading等のデジタル特典を追加料金なしで使える会員制プログラムです。

「Amazon Photos」を使った節約方法

ここで、Amazonの「Amazon Photos」を使ったストレージ容量の節約方法を紹介します。
Amazon Photosアプリの右下のその他 をタップして設定を選びます。

「アカウント」のアップロードをタップ


自動保存を オン、ビデオを オンにします。
これで写真や動画を撮るたびに、自動的にAmazonフォトストレージにアップロードするようになりました。

iPhoneを長年使っていて、途中からAmazonフォトを使い始めたときは、最初に全ての写真等をアップロードする必要があります。Wi-Fi環境でやりましょう。

バックアップが終われば、もしiPhone本体のデータが消えても全ての写真等のデータはAmazonフォトストレージ上にバックアップされているので、いつでも復元できます。
日頃からこの状態にしておいて、iPhoneのストレージ容量が不足してきたら、例えば古い順に写真と動画を削除して容量を節約すればいいのです。

このバップアップは一方通行なので(iPhoneとAmazonフォトストレージを同期しているわけではない)、アップロード(バックアップ)ができたら、iPhone本体の写真や動画データを消してもAmazonフォトストレージ上のデータは消えません。

Mac等のPCを使った節約方法

最後は、Mac等のPCを使った方法です。
iOSもWindowsなど他のOSと同じように長く使っていると何かしらのゴミファイルが溜まっていきます。

iPhoneをMac等に接続したときの管理画面で、ストレージ容量の内訳を見てみると「その他」という項目があります。このデータ量が多い場合は、以下の手順でリセットするとデータクリーニングができます。

  1. 一度PC等にバックアップを取る
  2. iPhoneを初期化する
  3. 初期化した後、1.のバックアップから復元する

余計なデータが削除されて「その他」が減る場合があります。
わたしは1年に1回やっています。試してみてはいかがでしょうか。

以上、基本的な方法を紹介しました。
参考になればうれしいです。

最後にオススメの本を紹介します。

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