【STEPN×DeFi】『Swim』を使って$GSTをB国へ移す方法

DeFi

皆さんSTEPNやっていますか?

私は毎日⚡️10エネルギー分、50分のランニングを続けていて、足の疲労が抜けないながらも楽しく充実した毎日を送っています。

1月末からSTEPNに参戦してから約4か月ちょっと。40越えのおじさんですが、ふくらはぎを中心に余分な脂肪が減り体が引き締まってきました。STEPNバンザイ🙌🏻

さて、

最近$GSTの価格変動が激しく、


特にSolanaチェーン(ちまたでは「S国」と言ったりします)は下落し続けていて、辛い気持ちになっている方も多いでしょう。

まぁ価格がどうなっても1GSTは1GSTなので、アップデートに備えてジェムのアップグレードにチャレンジしたり、Comfort特化靴を育てたり、最近はフィットネスゲームとしてSTEPNを楽しんでいます

わたしのメインは「S国」なのですが、実はBinanceSmartChain(BSC:ちまたでは「B国」)のスニーカーを1足だけ持っているんです。

ただ弱小スニーカーなので、「S国」で稼いだ$GSTをなんとか「B国」に送って、手っ取り早くレベルアップできないかと悩んでいたところ、

過去記事で書いたSwim』が2022.5.30、

$GSTのSwapに対応たという情報
を入手。

価格差で目減りする場合があるものの、「S国」 ➤ 「B国」へ自由に$GSTを送金できるのはとても便利。

というわけで今回はSwimを使って$GSTをS国からB国へ移す方法を紹介します。

・$GSTの移動は失敗することがあります。
 この記事では失敗したケースも共有し、
 対処方法も紹介します。
・$GSTはS国とB国で同じ名称ですが別物です。
 S国の$GSTを「sGST」、
 B国の$GSTを「bGST」と呼びます。
・sGSTとbGSTは価格が違うため同じ数量では移動できません。
 一般的な「ブリッジ」とは違うということを
 理解しておきましょう。
この記事でわかること

  • Swimを使って$GSTをB国へ移す方法
  • $GSTの移動が失敗した際の対処方法

この記事を読めば、「S国」で稼いだsGSTをB国に持っていって、効率良く「B国」のスニーカーを強化できます。ぜひ最後まで読んでみてください。

【STEPN攻略】Swimを使って$GSTをB国へ移す方法

必要なもの

今回はPCが必要です。

『Swim』でMetaMaskとPhantomウォレットを接続して使うので、MetaMask、Phantomウォレットはこちらの記事を参考に導入してください。

【初心者向き】MetaMaskの使い方|導入方法から注意点まで
仮想通貨ウォレット「MetaMask」とはなにか説明し、実際の画面で導入方法から基本的な使い方までを解説します。さらに、MetaMaskを使う際に注意すべきことも紹介。
PhantomWallet(ファントムウォレット)の作成方法と使い方を徹底解説
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また転送元、転送先でそれぞれガス代となる暗号資産(仮想通貨:Solanaでは$SOL、BSCでは$BNB)が必要です。

足りない場合ブリッジが途中で止まるので、必ずBinanceから送金するなどして用意しておきましょう。(ガス代は安いので、それぞれ1,000円程度あれば十分です。)

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準備

『Swim』を使う前に、送金用の(STEPNのS国で稼いだ)sGSTをPhantomウォレットに移しておく必要があります。
(STEPNのウォレットをPhantomウォレットにインポートしている場合は不要です。)

やり方は以下のとおり。

①STEPNアプリでSpendingからWalletへsGSTを転送

②アプリ内ウォレットからPhantomウォレットへsGSTを転送

Phantomウォレットでアドレスをコピーして、

STEPNのウォレットから送ります。

Swimを使って$GSTをB国へ移す方法

いよいよブロックチェーンをまたいで$GSTを送ります。(ブリッジします。)

画像引用元:https://swim.io/
今回はシームレスなマルチチェーン流動性プロトコルの『Swim』を使います。『Swim』はブロックチェーン間で資金を移動させるブリッジアプリケーションです。

2022/06/13現在、ethereum(イーサリアム)、BNB Chain(BSC:バイナンススマートチェーン)、polygonAVALANCHESOLANAに対応しています。

手順は以下の3ステップ

  • ステップ1 『Swim』にウォレットを接続する
  • ステップ2 『Swim』でSwapする
  • ステップ3 MetaMaskからSTEPNウォレットにbGSTを転送する

ステップ1 『Swim』にウォレットを接続する

  • ステップ1 『Swim』にウォレットを接続する
  • ステップ2 『Swim』でSwapする
  • ステップ3 MetaMaskからSTEPNウォレットにbGSTを転送する

まずはいつもおなじみのウォレット接続。

『Swim』のサイトで、
「Constant product swap」上段にSolana上のsGST下段にBSCのbGSTを指定した後、
Connect SolanaConnect BNB ChainをクリックしてPhantomウォレット、MetaMaskに接続します。

ステップ2 『Swim』でSwapする

  • ステップ1 『Swim』にウォレットを接続する
  • ステップ2 『Swim』でSwapする
  • ステップ3 MetaMaskからSTEPNウォレットにbGSTを転送する
【注意点】
sGSTはbGSTより価格が低いので、SolanaからBSCへ移す際に数量が価格差によって目減りします。

まず移したいsGSTの数量を入力します。
(価格差により50sGST ➤ 18.94888595bGSTになってしまします。悲しい。)

入力した内容で良ければSwapをクリック

Swapボタンの上に手数料(ガス代)の目安が出るので、Phantomウォレットにある$SOLとMetaMaskにある$BNBの残高を確認しておきましょう。


❶まずはCreate Solana Accounts – これはSwimのスマートコントラクトに$GSTを扱う権限を与える「Approve」という手続き。

Phantomウォレットで承認します。

この「Approve」がわからない人はこちらの記事を読んでください👇

Revoke(承認取り消し)のやり方|DeFiでのリスク回避に必要なこと
DeFiでトークンをスワップしたりする際にDEXなどのコントラクトに与えるApprove(トークンを扱う権限の承認)。悪意のあるコントラクトにApproveしてしまうと資金を盗まれることも。この記事ではApproveを取り消すRevokeのやり方を解説します。

❷次にPerform pool operation(s) on SolanaでSolanaからBSCに移すためにsGSTからbGSTと同じ価値を持つトークンにSwapします。(このときsGSTとbGSTの価格差によって数量が目減りします。)
これもPhantomウォレットで承認

【ブリッジについて】
ブロックチェーンをまたいでトークンを移動する「ブリッジ」では、実際にトークンを移動させているのではなく、移動元にあるブリッジ用流動性プール(移動するトークンを一定量ためておく場所)にトークンをロックし、同じ価値のトークンを移動先のブリッジ用流動性プールから吐き出すという処理をしています。つまり、それぞれの流動性プールを介してトークンを擬似的に移動しているのです。

「ブリッジ」の仕組みを詳しく知りたい方は、でりおてんちょーさん@yutakandoriの記事👇が参考になるので読んでみてください。

【ブリッジ】NFTを異世界(他のチェーン)に持っていくことは本当に可能なのか | イーサリアムnavi
今回は解説記事として、NFT界隈で今話題の「ブリッジ」について書いていきたいと思います。 ブリッジ・クロスチェーンというワードは、もともとNFTよりもDeFiの文脈で用いられることが多かった印象ですが、最近ではNFT文脈でのブリッジについて

Bridge tokens from Solana:❷でSwapされたbGSTと同じ価値のトークンをブリッジ用のプールにロックしてから、移動先(BSC)のブリッジ用プールからbGSTを吐き出します。(スマートコントラクトスマートコントラクトとは、ブロックチェーン上で、あらかじめ設定されたルールどおりに取引(トランザクション)などを実行するプログラムのこと。 例えば仮想通貨のスワップを行うスマートコントラクトでは、ユーザーがある通貨を送ると目的の通貨をユーザーに返す取引を自動実行します。により自動処理されます。)
このときもウォレットでの承認が必要です。

通常はこの処理で完了となるのですが、ブロックチェーンネットワークの混み具合によっては失敗することがあります。

この記事を書いている時はちょうど失敗しました。
失敗した場合どうすればいいか知りたい方もいると思うので、失敗したケースを共有し、対処法を説明します。

失敗したケース


トランザクションの承認後、エラーメッセージが出ています。
(対処法はGet helpで読めます。)

  • 対処法1 まずはRetryを押してみる。
  • 対処法2 それでも失敗するときはWebページをリロードして、ウォレットを接続し直してRecent Swapsを押して再開してみてください。
  • 対処法3 さらに失敗した場合は直接ブリッジを行うプロトコルにアクセスします。

通常【対処法1】 ➤ 【対処法2】と試みますが、今回はあえて【対処法3】を試します。

【対処法3】
①『Swim』で使っているWormhole’s token bridge』に直接アクセスし、Connectをクリックしてウォレットを接続します。

②、1.SOURCE(転送元)情報を登録します。

Source(転送元)にSolana
Target(転送先)にBinance Smart Chainを選択し、
トークンはGSTを指定します。
このとき表示されるGSTはbGSTと同じ価値に変換した(数量が目減りした)GSTです。

入力できたらNEXT
③次に、2.TARGET(転送先)情報を登録します。ウォレット(MetaMask)を接続し、

Bridged Tokens:(ブリッジするトークン)GSTを確認し、ガス代設定を選択してNEXT

ガス代は$BNBで支払われます。残高を確認しておきましょう。

④1.SOURCE、2.TARGETの内容を確認してTRANSFER

CONFIRM ➤ ウォレットで承認

⑤ブリッジには数分かかります。処理が完了したらREDEEM(取り出す)をクリック

ウォレットで確認

⑥成功したらADD TO METAMASKをクリックしてbGSTをMetaMaskに登録します(これをしないとbGSTがMetaMaskに表示されません。)。

MetaMaskで着金を確認しましょう。

ステップ3 MetaMaskからSTEPNウォレットにbGSTを転送する

  • ステップ1 『Swim』にウォレットを接続する
  • ステップ2 『Swim』でSwapする
  • ステップ3 MetaMaskからSTEPNウォレットにbGSTを転送する

あとはMetaMaskからSTEPNウォレットに送金するだけ。

①STEPNアプリでウォレットを表示させて、Recieve ➤ アドレスをコピーします。

【STEPNのネットワークを切り替える方法】👇🏻

③MetaMaskで送金をクリック ➤ 送金先にSTEPNでコピーしたアドレスを貼り付け ➤ アセットはGSTを選択して金額を入力 ➤ 次へ確認

STEPNウォレットで着金を確認して完了です。

まとめ

いかがでしたか?

STEPNのsGST(S国)をbGST(B国)に移す方法を紹介しました。

手順のおさらい

  1. MetaMaskとPhantomウォレットを用意
  2. STEPN(Solana)ウォレットからsGSTをPhantomウォレットに送金
  3. SwimでsGST ➤ bGSTにSwap(失敗した場合は『Wormhole’s token bridge』を使う)
  4. MetaMaskからbGSTをSTEPN(BSC)ウォレットに送金

少し面倒くさいですが、
STEPNでB国に移行した初期は、B国の低レベルスニーカーでちまちま稼ぎながらレベルアップするより、S国で稼いだsGSTをB国に送ってどんどんレベルアップした方が効率良く稼げるようになります。

この方法を使ってB国も攻略しましょう!

以上です。
参考になればうれしいです。

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