最近話題のNFTアート。
一枚の絵に75億円の値がついたとか、小学生の書いたドット絵が一枚80万円で売れたとか。
「これは大変なことが起きている!」と思い、早速NFTアートを買ってみました。
今回はその一連の流れを実際の画面とともに共有します。
- OpenSeaでNFTを買う方法
【Polygon】OpenSeaでNFTを買う方法
必要なもの
事前に用意するものは以下のとおり。
- MetaMaskウォレット
- MetaMaskウォレットかPolygonウォレットに入ったETH

また、仮想通貨は国内の仮想通貨取引所で手に入れてください。

口座開設手数料や口座維持手数料は無料なので両方作ってもOK
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OpenSeaのマーケットプレイスに行く
OpenSeaは、だれでも自分の作品をNFT化でき、自由に出品できる、世界初、最大のデジタルマーケットプレイスです。
まずは、OpenSeaのマーケットプレイスにアクセス。
とてもたくさんのNFT作品が出品されています。
MetaMaskを接続する(ログインする)
OpenSeaには、事前に登録したMetaMaskなどのウォレットでログインします。
③MetaMaskへの接続画面が開くのでアカウントを確認して次へ
作品を買う
画面上の検索窓や、Marketplace(All NFTsなど)からほしい作品を探します。
①ほしい作品のページに行き、
真ん中にあるBuy nowをクリック。


②認証済みアカウントでない場合、以下の注意メッセージが出ます。
(InstagramやTwitterで認証された有名なアーティストなどはOpenSeaの認証マークがつくようです。)
オープンな市場なので、誰でも作品をアップロードでき、他に似ている作品も含まれます。検証してください。
これは次のツイートのように勝手に他人の作品をNFT化して販売する行為があったためで、「偽物でないことをきちんと確認してね。」という内容。
【重要】
おはようございます!
「Open sea」というサイトのアカウントは私が作ったものじゃないです…誰かが勝手につくってるページなので買わないでください…Good morning. Opensea account is not mine. It was made by someone else. So please don’t buy a picture.
— やよ (@yayoyoou) September 18, 2021
具体的には、OpenSeaのページにあるウェブサイトやTwitter、Instagramなどで本人かどうか確認するしかありません。
私はこの情報を確認しました。これは正しいコレクションです。
にチェック。
OpenSeaの規約に同意する
チェックアウト画面で値段等の確認をします。
作品の横にあるRoyalties:10%は購入金額の内数で、2次流通以降、売買のたびに著作権を持つクリエイターに入る金額です。
はじめてOpenSeaで購入する場合、規約に同意する必要があります。
同意するにチェックして、チェックアウトを有効化。
支払う
いよいよ支払いです。
- MetaMaskウォレットに入っているETHを購入時にPolygonウォレットに移して支払う方法
- Polygonウォレットに入っているETHで支払う方法
通常国内の仮想通貨取引所からMetaMaskウォレットに送金したETHはイーサリアムメインネットワークに入りますが、このイーサリアムメインネットワークとPolygonネットワークは別物で、資金も別々に管理されているのです。
なので通常Polygon上に出品されたNFTを買う場合には、事前にイーサリアムメインネットワークからPolygonネットワークに資金を移さないといけません。
ただ、この資金移動のガス代(手数料)が結構高いのです。
この2つの方法の違いは、
- 購入ごとに資金を移すか
- 事前に資金をまとめて移しておくか
です。
購入ごとに資金を移して購入する方法は、1回あたりのガス代は安いが、毎回ガス代が必要になります。
一方、事前にまとめてPolygonウォレットに資金を移した方がトータルのガス代はお得なので、ある程度の資金がある人は事前にまとめて資金を移した方がいいでしょう。
MetaMaskウォレットに入っているETHを購入時にPolygonウォレットに移して支払う方法
今回は購入時に資金を移す方法を紹介します。
チェックアウトをクリックするとチェックアウト画面に。
今回はPolygonネットワークにETHがない状態で購入するので、以下の手順で支払うことになります。
- ETHをPolygonに移す
- 資金移動完了まで待機
- MetaMaskでETH通貨のロック解除
- MetaMaskで署名
①ETHをPolygonに移す
まず、イーサリアムメインネットワークにあるETHを購入金額分だけPolygonネットワークに移します。このときガス代が必要です。2021/09/19時点で$21.36(約2,348円)
※ちなみに事前に移す方法では、2021/09/19時点で$35.40(約3,891円)でした。このガス代は数秒に一度更新され、トランザクションの混み具合などによって変わります。
ガス代の曜日・時間ごとの傾向はEthereum Gas Chartsというサイトで調べてみてください。
ConvertをクリックするとMetaMaskが開き、資金の移動とガス代を確認します。確認をクリック。
②資金移動完了まで待機
お客様の入金は保留されており、最大で45分かかる場合があります。
とあります。この日は15分ぐらいかかりました。
③MetaMaskでETH通貨のロック解除
この通貨と取引するために、あなたのウォレットでトランザクションを送信します。この作業は一度だけ行う必要があります。
とあるので、Unlock(解除)をクリックして、
MetaMaskで署名します。
④MetaMaskで署名
最後、購入への署名をして完了です。Signをクリック ➤ MetaMaskで署名をクリック。
まとめ
はじめて購入してみましたが、意外と簡単でした。
今後、市場の拡大が見込まれるところです。
投資目的でNFTを購入する人も多数いますし、単純に「これが欲しい!」という作品に出会えたりします。
先日はVTuberのNFTが販売直後に即完売となり、値段を上げて出品した2次流通でも早速売れてました。一瞬で数十万の利益です。
アーティストが直接評価され、直接売買や2次流通でも収入を得られるこの仕組みには、とても未来を感じます。
一度試してみてはいかがでしょう?
以上です。
参考になればうれしいです。