ArthSwapトークン『ARSW』のIDO「Initial DEX Offering」の略で、DEX(分散型取引所)で暗号資産を発行して資金調達を行うこと。が終了しました。
🚀SOLD OUT!!!!!!!!!🚀
🎉ONLY 2min🎉 pic.twitter.com/lKp63cs8GQ
— ArthSwap🌎 Launchpad on April 16th🚀 (@arthswap) April 16, 2022
なんと2分で完売という注目ぶり!わたしは買えませんでしたが・・・
2022年1月17日、日本人の渡辺創太さん@Sota_Web3らが開発した日本初パブリックブロックチェーン『Astar Network』がローンチされました。
Astar mainnet is launched on @Polkadot! Developers are able to build their #dapp on Polkadot with our developer tools. Transactions and #EVM is enabled! @OKEx @HuobiGlobal @gate_io listed us to support our launch.
Let’s stake $ASTR this week! pic.twitter.com/WDBJ2BEEzM
— Astar Network | WASM + EVM HUB on Polkadot (@AstarNetwork) January 17, 2022
Astar Networkは、異なるブロックチェーンの相互運用を目指す『Polkadot』に接続するブロックチェーン。
サッカーの本田圭佑さんも応援しています。
Astar Network @AstarNetwork they build a multichain and it’s smart contract hub on @Polkadot for our future! They are making a real web3!!https://t.co/90MinMKC19
— Keisuke Honda (@kskgroup2017) January 17, 2022
スマートコントラクトスマートコントラクトとは、ブロックチェーン上で、あらかじめ設定されたルールどおりに取引(トランザクション)などを実行するプログラムのこと。 例えば仮想通貨のスワップを行うスマートコントラクトでは、ユーザーがある通貨を送ると目的の通貨をユーザーに返す取引を自動実行します。を実行するEthereum仮想マシン(EVM)と複数のブロックチェーンをサポートし、DAppsDecentralized Application(分散型アプリケーション)の略で、イーサリアムなどのブロックチェーン上でスマートコントラクトを使って実現したアプリケーションのこと。取引所や銀行、ゲームなどあらゆるサービスが作られている。(ダップス)のハブとなるマルチチェーンスマートコントラクトプラットフォームを目指すものです。
情報元:ロードマップ
2022年2月28日にはガバナンストークンである『ASTR』が大手仮想通貨取引所Binanceに上場し、Astar NetworkのTVLTVL(Total Value Locked:トータル・バリュー・ロックド)とは、ブロックチェーン上のDeFi(分散型金融)プロトコルに預け入れられた暗号資産の価値の合計も$807m(約985億円)と順調に成長しているプロジェクトです。
画像引用元:https://defillama.com/chain/Astar?currency=USD
今回は、ステーブルコインで価格変動リスクを抑えつつ、ローンチされたばかりのArthSwapを使って、リリースされたばかりのトークン『ARSW』を獲得する流動性マイニング(APRAnnual Percentage Rateの頭文字で、複利を考慮しない場合の年間収益率のこと。預けた元金に対し年間でどれだけ利益が出るかをパーセントで表したもの。はなんと55%!)のやり方を紹介します。
この記事を読んで$ARSWを手に入れておくと、今後$ARSWの価格上昇で利益につながるかもです。
もちろん無価値になる可能性もゼロではないので、しっかりとご自身で調べた上で自己責任でお願いします。
【Astar DeFi】ArthSwap流動性マイニングのやり方
今回紹介する流動性マイニングは、DEX等の流動性プールに通貨ペアを提供し、手数料を稼ぐ方法です。
「流動性マイニングってなに?」
という方は以下の記事を読んでください。

必要なもの
まずは必要なものから
- 仮想通貨取引所口座
- 仮想通貨ウォレット
- polkadot{.js}
- MetaMask
仮想通貨取引所口座
Astar Networkのネイティブトークン『ASTR』は国内取引所で取り扱っていないので、海外取引所にも口座が必要です。
【国内取引所】
👉🏻bitFlyer口座を開設する
👉🏻コインチェック口座を開設する
【海外取引所】
Binanceがオススメ。
👉🏻手数料10%バックでBinance口座を開設する
このリンクで口座を開設すると10%手数料が返ってくるのでお得です!
口座開設方法は👇

ウォレット
- Polkadot対応ウォレット『polkadot{.js}』
- 『MetaMask』
polkadot{.js}
ASTRは取引所からMetaMaskに直接送金できないので、送金時に経由するPolkadot対応ウォレットが必要です。
BinanceからMetaMaskのアドレスに送金しようとすると、
「出金アドレスがネットワークと一致しない」と言われて送金できないのです。
Polkadot対応ウォレットは、Astar Networkの公式ドキュメントでオススメしている『polkadot{.js}』を使います。
①以下のサイトから『polkadot{.js}』の機能拡張をインストール。
Google ChromeかBrave、FireFoxで使えます。
インストールが終わったら、右上のからピン留めしておきましょう。
②次に、ウォレットアカウントを作成します。ピン留めしたアイコンをクリックすると下記画面が開きます。
【使用上の注意点】
クリック数、ページビュー数、イベント数を中央サーバーに送信することはありません。
トラッカーやアナリティクスは一切使用しておりません。
私たちは、キー、アドレス、その他の情報を収集しません。
私たちは情報収集ビジネスを行っていません(匿名化されていても)。
➤ Understood, let me continue
④シードフレーズが表示されるので間違えないようにメモします。
- 間違えると資金が取り出せなくなるのでしっかりと確認しましょう。
- ウォレットの資金を扱うための唯一のキーなので誰にも教えてはいけません。
メモしたら「シードフレーズを安全に記録しました」にチェックを入れてNext step
⑤必要事項を入力して ➤ Add the account with the generated seed
ネットワーク | 「Allow use on any chain」を選択 |
アカウント名 | 任意の名前で大丈夫です |
パスワード | 8文字以上で設定しましょう |
⑥アカウント作成後、
Astar Potalに接続して準備完了です。
アカウントを選択してConfirm
MetaMask
MetaMaskはこの記事を参考に導入しましょう。

ArthSwapとは
ここで今回使用する『ArthSwap』について簡単に説明します。
ArthSwapはAstar Network上のDeFiプロトコルで、以下のような特徴があります。
- スマートコントラクトはPancakeSwap v2のクローン化
- フロントエンドはゼロから作成
- 提供される機能
- スワップ
- 流動性の提供
- 流動性マイニング
- ステーキング
PancakeSwapのクローン化なのでハッキングリスクは少ないでしょう。
またロードマップによると、2022年第二四半期に
- レンディング機能の追加
- $ARSWの上場
を予定しているとのこと。
ということは、Astar Networkユーザーの増加とともにArthSwapのユーザーが増えていけば、ArthSwapのネイティブトークンである『$ARSW』上場後、価格上昇による利益が狙えますね。
ArthSwap流動性マイニングのやり方
それでは本題に入ります。
ArthSwapで流動性マイニングを始める手順は5ステップ
- ステップ1 BinanceでASTRを購入
- ステップ2 ASTRをBinanceからpolkadot{.js}に送金
- ステップ3 polkadot{.js}からMetaMaskに送金
- ステップ4 ArthSwapに接続しASTRをUSDCとBUSDにSwap
- ステップ5 ArthSwap FarmでUSDCとBUSDの流動性を追加
手順は多いですが大丈夫、順番に説明します。
ステップ1 BinanceでASTRを購入
- ステップ1 BinanceでASTRを購入
- ステップ2 ASTRをBinanceからpolkadot{.js}に送金
- ステップ3 polkadot{.js}からMetaMaskに送金
- ステップ4 ArthSwapに接続しASTRをUSDCとBUSDにSwap
- ステップ5 ArthSwap FarmでUSDCとBUSDの流動性を追加
2022/03/24時点では「ASTR/BUSD」と「ASTR/USDT」の取扱いがあるので、BUSDかUSDTを用意してからトレードします。
①Binanceのトレード画面右上の検索窓に「ASTR」と入力して「ASTR/BUSD」ペアを選択
②ASTR/BUSDのトレード画面下で成行を選択
数量を入力してASTRを購入
ステップ2 ASTRをBinanceからpolkadot{.js}に送金
- ステップ1 BinanceでASTRを購入
- ステップ2 ASTRをBinanceからpolkadot{.js}に送金
- ステップ3 polkadot{.js}からMetaMaskに送金
- ステップ4 ArthSwapに接続しASTRをUSDCとBUSDにSwap
- ステップ5 ArthSwap FarmでUSDCとBUSDの流動性を追加
BinanceからMetaMaskに直接ASTRを送金できないので、一旦polkadot{.js}に送金します。
②Binanceでウォレット ➤ フィアットと現物画面に行き ➤ ASTRの右にある出金をクリック
アドレスラベル | 任意(例)Polkadot.js – ASTR |
通貨 | ASTR |
アドレス | ①でコピーしたアドレスを貼り付け |
ネットワーク | ASTR |
ホワイトリスト | チェックを入れる |
アドレスオリジナル | ウォレットアドレス – その他 – ウォレット名は任意(例)「Polkadot.js」 |
③出金画面に戻り作成したアドレスを選択 ➤ 金額を入力 ➤ 出金
アドレスとネットワークを再度確認しましょう。
詐欺による被害を防ぐため、いくつかアンケートに答えないと出金できないようになっています。
すべて正解すると確認画面が出ます。
手数料は2ASTR(約27.3円)、5分ほどで着金しました。
ステップ3 polkadot{.js}からMetaMaskに送金
- ステップ1 BinanceでASTRを購入
- ステップ2 ASTRをBinanceからpolkadot{.js}に送金
- ステップ3 polkadot{.js}からMetaMaskに送金
- ステップ4 ArthSwapに接続しASTRをUSDCとBUSDにSwap
- ステップ5 ArthSwap FarmでUSDCとBUSDの流動性を追加
①まずMetaMaskをAstar Networkに接続します。
ネットワーク名 | Astar Network |
新しいRPC URL | https://rpc.astar.network:8545 |
チェーンID | 592 |
通貨記号 | ASTR |
ブロックエクスプローラーのURL(任意) | https://astar.subscan.io/ |
情報元:https://docs.astar.network/integration/network-details
②Astar Networkに接続したMetaMaskのアドレスをコピー
③Send fromにPolkadot Wallet(extension)
Send toに②でコピーしたアドレスを貼り付け
Amountに送金額を入力して ➤ Confirm
④確認画面でパスワードを入力してSign the transaction
このときは1分かからず着金しました。
ちなみにガス代は0.003077529825943977ASTR(約0.04円)。安い!
なお、送金状況はアカウント情報横のマークからSubscanで確認できます。
ステップ4 ArthSwapに接続しASTRをUSDCとBUSDにSwap
- ステップ1 BinanceでASTRを購入
- ステップ2 ASTRをBinanceからpolkadot{.js}に送金
- ステップ3 polkadot{.js}からMetaMaskに送金
- ステップ4 ArthSwapに接続しASTRをUSDCとBUSDにSwap
- ステップ5 ArthSwap FarmでUSDCとBUSDの流動性を追加
①ArthSwapのサイトにアクセスし、MetaMaskを接続
今回はUSDCとBUSDの流動性プールDeFiのスマートコントラクトに預けられたトークン(仮想通貨)の集合。通貨ペアのプールは交換取引に使われ、単体プールは貸付などに使われます。資金提供者に手数料を還元する仕組みがあり、資金提供により収益を得ることを流動性マイニングと言います。を使うのでASTRをUSDCとBUSDにSwapSwapとは、仮想通貨(トークン)を交換する取引のこと。例えばETHを売って、同じ価値のUSDCを買うといった取引を行うことです。サービスによってはExchange(エクスチェンジ)と表示される場合があります。します。
流動性プールに預けるには同じ価値のUSDCとBUSDが必要です。
ガス代も必要なのでASTRは少し残しておきましょう。
例えば資金が1,900ASTRあった場合、930ASTRずつをそれぞれUSDCとBUSDにSwapし、40ASTRをガス代として残しておくといった感じ。
②Swap画面で、
FromはASTR
To (estimated)はUSDCを選択し、
SwapするASTRの額を入力 ➤ Swap
1900ASTR ➤ 101.166USDC + 101.783BUSD + 40ASTR になりました。
ステップ5 ArthSwap FarmでUSDCとBUSDの流動性を追加
- ステップ1 BinanceでASTRを購入
- ステップ2 ASTRをBinanceからpolkadot{.js}に送金
- ステップ3 polkadot{.js}からMetaMaskに送金
- ステップ4 ArthSwapに接続しASTRをUSDCとBUSDにSwap
- ステップ5 ArthSwap FarmでUSDCとBUSDの流動性を追加
同額のUSDCとBUSDが用意できたら「流動性(Liquidity)を供給(Supply)」します。
①まずArthSwapのプールにアクセスしAdd Liquidityをクリック
②2つあるInputでUSDCとBUSDを選択し、数量を入力。
どちらか少ない方のMAXをクリックすると金額を整えてくれます。
ここで「Approve」という手続きが必要です。それぞれMetaMaskで確認します。
「Approve」はトークン(通貨)の取扱いをスマートコントラクト(ここではArthSwap)に許可する手続きのこと。
「Approve」についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

③Approveが済むとSupply(供給)ボタンが有効になるので、Supplyをクリック
④PancakeSwapなどのようなDEXで流動性マイニングをする場合と同じように、提供した流動性と引き換えに「LPトークン」というものをもらって、その「LPトークン」をStakeステーク︰直訳すると「賭ける」とか「固定する」。要するに仮想通貨を動かさないように固定して預けることで、定期預金みたいなものです。ただし定期預金と違っていつでも引き上げることができます。します。
画面上のメニューFarmからUSDCとBUSDペアをクリックして、まずEnableでLPトークンを有効化します。
⑥EnableボタンがStake LPに変わったら、Stake LPをクリックします。
⑦数量を入力(今回は持っているLPトークンを全てロックするのでMAXをクリック)して、Confirm
⑨これで完了です。
メッセージのように現在はまだ$ARSWは上場していないためSWAP(交換)できません。交換できるようになれば流動性提供によって得られた$ARSWを獲得できるとのこと。
収穫が楽しみですね。
まとめ
いかがでしたか?
この記事では、
- 日本初のパブリックブロックチェーン『Astar Network』とは何か
- そのAstar Network上のDeFiプロトコル『ArthSwap』の概要
- 比較的リスクの少ないステーブルコインを使った流動性マイニングで『ARSW』を獲得する方法
を紹介しました。
『Astar Network』、『ArthSwap』はまだ始まったばかりのサービスであり、もちろんリスクがあります。
なので今回紹介した方法を全ての人にオススメする訳ではありませんが、日本人の渡辺創太さんらが開発した日本発パブリックブロックチェーン『Astar Network』をたくさんの人に知って欲しくて、今回記事を書きました。
わたし自身仮想通貨やWeb3.0の世界にはとても期待していて、今後どんどん発展する未来しか想像できません。
まだ仮想通貨を持っていない方や、DeFi運用をしていない方、まずは第1歩、仮想通貨取引所の口座を作ってみませんか?
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海外取引所はBinanceがオススメ。
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以上です。
参考になればうれしいです。